<span style="font-size: 10px;">高校生になって初めての夏。これといった用事のなかった俺は両親と一緒に祖母の家へと訪れていた。山と川以外何もない寂しい田舎だが、子供の頃遊びまわった俺にとっては庭みたいなもんだ。<br>けれど、今更虫探しだなんて歳でもない。スマホの充電器片手にコンセントを探していると祖母ちゃんに子守を頼まれた。<br>何でも遠い親戚の女の子が昆虫採集のために預けられているんだとか。<br>とんでもないお嬢様だから失礼のないようにね、なんて言われたけれど、そんなお嬢様がこんなド田舎にまで昆虫採集なんて物好きもいい所だ。きっと土も触れないような箱入りなんだろう。悩みつつも顔くらい拝んでおこうと一目見たのがまずかった。<br>そこにいたのはまさに妖精だ。透き通るようなプラチナのロングヘアーは日光を美しく反射して、微笑むだけでまるで居間が別世界のように空気が変わる。この世の美しさに占有率なんてものがあるとしたら、彼女だけで世界の何十パーセントも占めてしまっているだろう。<br>言葉を忘れてしまった俺の前に、家族から何かを言われた彼女が興奮した面持ちで走ってくる。そのまま、信じられない事に俺の正面に立った。宝石みたいな瞳は吸い込まれそうな程深く、頬を紅潮させて彼女は言った。<br>「お兄さん、わたくしに虫さんがいっぱいいるばしょを教えてください!」</span><br><br><br>・・・・・そんな夏が過ごしたかったなああああ!<br>夏の続き→<a href="https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im8957068" target="_blank" rel="noopener">im8957068</a><br>夏の続きの続き→<a href="https://seiga.nicovideo.jp/seiga/im9610707" target="_blank" rel="noopener">im9610707</a><br><br><br><span style="color: #000000; font-size: 13px;">はいはいはいはい!→<a href="https://www.nicovideo.jp/watch/sm34471791" class="watch">sm34471791</a></span><br>投稿したアイドル部MMD <span style="color: #006699; font-size: 14px;"><a href="https://www.nicovideo.jp/mylist/64200737" target="_blank" rel="noopener">mylist/64200737</a></span> <br>お借りした素材はコンテンツツリーに記載しておきます。