可愛らしい子スピキの圧倒的需要量に対して供給量はあまりにも少ない。<br>クレーンゲーム内などでたまたま生まれた直後の子スピキを取るのが「比較的高確率の手段」になるほどその供給量は限られていた。<br>その需要を満たすため、効率的に子スピキを供給できるように考案されたのが養スピ場である。<br><br>1親スピキあたり2~4子スピキを毎日出荷できるそのシステムは革命的で、毎日朝3時になると生まれたばかりの子スピキ達は回収され、急速冷凍保存されてペットショップなどに出荷されることとなる。<br>更に使用済みのホバギは回収後砕いて混ぜて親スピキ用の餌となる。<br><br>現行方式の欠点として、親スピキを1匹1匹別々の専用ケージで孤立させて飼育する必要がある点が挙げられる。<br>親スピキが完全に孤立してホバギしか縋るものが無い状態にしないと子スピキの生産効率が著しく低下してしまう。<br>それぞれの鳴き声が届くとそれだけで寂しさが軽減してしまうため、スピキの鳴き声の周波数を完全ブロックする専用防音ケージが半ば必須となっており、専用ケージの値段が新規業者参入の最大の障壁となっているのが現状である。